2018/02/18.Sun

更新情報

・【DVD】宝塚歌劇団雪組「琥珀色の雨にぬれて」「“D”ramatic S!」(2/18)
・【LV】宝塚歌劇団雪組「ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ ロベスピエール〜」「『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ-」(2/16)
・宝塚歌劇団星組「ベルリン、わが愛」「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)」(2/10)
・TERROR テロ(1/21)
・宝塚歌劇団雪組「ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ ロベスピエール〜」「『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ-」(1/21)
・劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season月 (1回目)(1/13)



感想追加しました。
各記事の満足度は☆5つで「大満足ヽ(*´∀`)ノ」という意味です。

【観劇一覧】
2018年 ・2017年 ・2016年 ・2015年 ・2014年 ・2013年

【☆別リスト】
☆☆☆☆☆5作品 ・☆☆☆☆4作品 ・☆☆☆1〜3作品
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その他
2018/02/18.Sun

【DVD】宝塚歌劇団雪組「琥珀色の雨にぬれて」「“D”ramatic S!」

満足度:☆☆☆☆

1920年代の爛熟期のパリを舞台に、戦火を潜り抜けても純粋さを失わない貴族の青年クロードと、魔性の女シャロンとの恋を中心に、クロードを慕う少女フランソワーズ、シャロンに惚れるジゴロのルイを交えた、4人の男女が織り成す恋愛心理劇。

公式HPから引用




*iPhone6s

闇墜ちするロベスピエールとか、元々闇スタートのドン・ジュアンとかが「黒だいもん」だとするならば、この「琥珀色の雨にぬれて」のクロードは「白だいもん」と聞いておりました。
確かに一人称「僕」で、爽やかな公爵です。白っぽいです。明らかに白っぽいです。

観終わりました(=゚ω゚)ノ

・・・あれ。な、何でかな。私には、ロベスピエールより、ドン・ジュアンより黒く見えるよ、クロード・・・(゚A゚;)
無自覚の黒。本人絶対自覚していないけど、クロード、あなた十分真っ黒ですよ・・・。
元々不倫の物語ってのは事前情報で知ってはいたけれど、何だろうねこの悪気の無さっていうかこの無自覚っぷりっていうか、

まぁ一言で言えば「クズ」ですよ(=゚ω゚)ノ

不倫は難しいよね。ヒロインではない不遇の立場に置かれる妻が悪い人でない限り、どうやって美談に持っていくかってのが重要なわけだし、許されない恋をいかに魅力的に魅せるかってことがねー大事なわけでして。
この「琥珀色の雨にぬれて」は面白かったと思います。クロードはわかりやすいイケメンです。爽やかで優しくてスマートでイケボで歌ウマ。(最後の方イケメン設定ちょっと違う)しかもシャロンと結ばれた後、公共の場で突然「・・・抱きたい!」とかエロ度上げて来やがる男ですよ。いきなり発情したからビックリしたよw

でーすーがー。クズだと思います。
私が「クロードはクズ」と確信したのはオリエント急行待ってる時に、シャロンに「あなたは旅行から戻って来ても奥さんの所には戻らないのね?」と聞かれた時に、「いや、それはわからない」って即答したところです。
イケメン発揮しながらクズセリフを即答ww
ビックリです。そしてフランソワーズを前に、フランソワーズなんて全く視界に入らないと言わんばかりに会話を続けるクロードとシャロン。堂々と浮気しておきながら、「・・・1人にしてくれないか?」とフランソワーズを帰そうとするクロード。「君にはすまないと思っている」って言っていたけど、絶対思ってないよね。君が来なかったら僕とシャロンはマジョリ湖で楽しい時間を過ごせたのに・・・!とか思ってるよね、絶対。
そもそもクロードは本当にシャロンに「結婚しよう」って言ったんか?言ったんだろうね。だとしたら、婚約者がいることをシャロンに告げず、婚約者との関係を清算する前にプロポーズ。ナチュラルにクズヽ(´ー`)ノ

この超絶イケメンなのに見事なまでのクズっぷりは、以前フランス来日公演「Notre-Dame de Paris」を観て、それまでウットリとCDを聴いていたフェビュスの歌が実は「KING of クズ song」だった時並の衝撃です。(どんな歌だったかというと、「婚約者とヒロイン両方好きになっちゃったんだけどどうやったらお互いにバレずにうまく付き合えるかな?そうだ!昼と夜にそれぞれ愛すればいいじゃん、俺天才!」という歌)まーフェビュスほどのクズではないですけど。

そしてフランソワーズのお兄ちゃんよ・・・。「またフランソワーズの元に戻ってやれ」って。いやいやいや、そこは全力でクロードを否定しようよ。笑って流しちゃダメだよ。がっかりしたよ、で済ましちゃダメでしょう。
身内にも味方がいないフランソワーズがかわいそうすぎる(´;ω;`)

クロードは本当は黒かったという確信を持ちつつ、主役2人のイケボ&歌ウマっぷりには本当にウットリです。そして、クロードは確かにかっこいい。うむ。うーん、頑張れ、フランソワーズ・・・。

ショーは面白かった!Dramatic "S"!は東京宝塚劇場で1度観て、BSで放送したものを1度観たのですが、どこのシーンが元からあってどこのシーンが新しいものなのかよくわからなかった・・・。すんません。あ、でも、「希望」って歌ってるシーンはサヨナラ仕様だったものを変えたのはよくわかりましたが。
やーもー歌うまーい!!声素敵!ずっと聴いていたい(*´∀`)!!幸せ。
ショーでだいもんが跪いて真彩ちゃんが手をだいもんの手を取るところ、稽古場映像ではすんなり手を取れてるのに、舞台上ではだいもんが何度も手を引っ込めてなかなか手を取れてなかった。かわいそうで可愛いw

最初の方の客席おりで、だいもんが空いていた席に座った映像を見た多くの人が「空席作るくらいなら私が・・・!」と思っていたことであろう。私ももちろん思ったヽ(´ー`)ノ

千秋楽挨拶、ブリドリ+NEXT見終わったこともあり、「いっぺんに喋られるとわからないよー!」ってあたりが「あやちゃんですね」ってすんなり受け入れられたぜ。やっぱりこの人はカテコ以降グダグダだw でもひかりふる路ほどグダグダではなかったけど。

お芝居も何だかんだツッコミまくりましたが、破綻はしていないと思うのでいかにクロードが魅力的かどうかで説得力を持たせるかって感じですね。クズだとは思いますが、魅力的だったと思います。

面白かったー。劇場で見たかったなー。
映像 | Comments(0)
2018/02/11.Sun

【LV】宝塚歌劇団雪組「ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ ロベスピエール〜」「『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ-」

観劇日:2018/2/11(日)
劇場:TOHOシネマズ日本橋
満足度:☆☆☆☆☆

劇場で観た時の感想はコチラ


*iPhone6s

千秋楽ライブビューイング観てきました!人生初LV!劇場で生で観るに勝るものはないけど、大きな画面で素晴らしい音響で楽しめるのは良いですね。今後も観に行きたい!と思いました(ノ´∀`*)

で、まぁ千秋楽ライブビューイング観た感想を順不同、思いつくままにダラダラと箇条書きで書きたいと思います。
ただいま絶賛望海風斗沼に全力ダイブ中なため、暴走しますけどお気になさらず・・・w

ひかりふる路
控えめに言って最高だった(*´∀`)
・Blu-rayには「スターアングル」があったけど、千秋楽LVには「サン=ジュストアングル」があった。「その時サン=ジュストは!?」コーナーかと思ったわ。
・「お前結婚しろよ」の台詞の時にサン=ジュストアップがあると思わなかったw
・マリー=アンヌをゴミを見るような目で見下すサン=ジュスト。
・サン=ジュスト、ダントンのことどんだけ嫌いなんだw 常に「忌々しい」って顔で見ていて、ダントンがマクシムに「2人で食事しよう」って言った時に「チッ」て舌打ちしたよ、あの人ww
・ダントンを逮捕する時のあの満面の笑み。ダントンが死んだ後の超嬉しそうな顔。その後のぶっ壊れたマクシムを見て「あれ・・・?」って動揺するサン=ジュスト。
・いやぁ、見事に見たいサン=ジュストをピックアップしてくれてました。大満足。
・きぃちゃん、声ハスキー。でも歌すげぇ。
・サン=ジュストの髪がBlu-rayより伸びてた。しかも片側だけ。
・ロラン夫人の胸の谷間がすげークッキリw
・恐怖政治宣言の時の台詞がBlu-rayと違った。東京公演の方が自然な気がする。
・「徳なき恐怖は(以下略)」の台詞、東京公演は史実通りだったような気がする。
・ロベスピエールの歌声がリミッター外れててものすごい迫力。
最高すぎてひたすら耳が幸せ(*´∀`)
・私が革命を守る!って歌と、その後の恐怖政治宣言の歌が大好き。
・葛藤と焦燥、すごい。めっちゃすごい。
・闇墜ちしたマクシムが、マリー=アンヌに「こっちに来るんだ」って凄むところが本当に好き。千秋楽、怖い顔してた。
闇墜ちバンザイヽ(´ー`)ノ
・ダントン邸でのダントンとマクシムのやり取りは最高すぎた。
・時計の音と沈黙、Blu-rayにはなかったように思うけど、あった方が本当に良い。
・ダントンが食器を落とすたびにビクビクするマクシム。弱々しい(´;ω;`)
・「私を侮辱するのか!」「マクシム、こっちに来るんだ」の時のマクシムのあの大粒の涙(´;ω;`)
あそこでカメラ切り替えるのか・・・!もう少しだけ待って・・・!
・その後のダントンの黒い涙(´;ω;`)
・・・最高ヽ(`Д´)ノ!
・至高の祭典、いいなーやっぱり。あそこのマクシムが滑稽で惨めだからこそ素晴らしい。
・マクシムが裁かれるシーン、マクシムがもうぶっ壊れまくってて良かった。弱々しい(´;ω;`)
・牢獄のシーン、2人の思いが通じた後、マリー=アンヌの背中を離れがたいように押したマクシム。いいなー。
・ダメだ、やっぱり「最高」の言葉しか出ない。
・とりあえず、東京千秋楽もBlu-rayで発売してほしいヽ(`Д´)ノ

【SUPER VOYAGER!】
・何度聴いても「オレとオマエのシークレットクルーズ」で笑いそうになるw
・「一、十、百、千、秋、楽!」かわいい(ノ´∀`*)
・「腰グイグイグイ」「壁ドンドンドン」なんでこの歌詞なんだ。
・DIARYの歌、すごかった。めっちゃすごかった。本当すごかった。
・アンダルシアやっぱりカッコいー!!あんなに衣装変なのに。

大満足ヽ(´ー`)ノ
だが。この後、予想だにしなかった落とし穴が私を待っていた。
この時点までの私はあくまでも「望海風斗」さんにハマっていただけで、舞台を降りた「素の望海風斗」さんに興味を持ってなかった。

そこで千秋楽挨拶ですよ。
最初の挨拶はいいんですけど、カーテンコールからですよ。

「あやちゃん」という名の落とし穴( ゚Д゚)

何、何なのあの可愛い生き物。グダグダのポワッポワで、ちょっと前まで全力で歌っていたあの望海風斗さんどこ行った。「あれは本当にロベスピエールだったのか・・・?」とフーシェが言っていたけど、同じく「あれは本当に望海風斗さんだったのか・・・(゚A゚;)?」と「あやちゃん」に免疫の無い私は思ったよ。

可愛すぎて、「だいもん沼」に全力でダイブしてきました。
もう無理だ。抜けられない(ノ´∀`*)

この千秋楽から1週間。
DVDが2枚増えて、CDが2枚増えました。さー、この後何枚増えるかな(=゚ω゚)ノ?

最高に素晴らしかったです。
ありがとう、宝塚。ありがとう、雪組。ありがとう、あやちゃん。
そして、本当にありがとう。ワイルドホーン。
宝塚歌劇団 | Comments(0)
2018/01/20.Sat

TERROR テロ

観劇日:2018/1/20(土)
劇場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
満足度:☆☆☆☆☆


ネタバレしてるのでお気をつけて。

2013年7月26日、ドイツ上空で民間旅客機がハイジャックされた。犯人であるテロリストたちは、7万人が熱狂しているサッカースタジアムに飛行機を墜落させて多数の命を奪うと共に、世界的なニュースになることを目論んでいた。しかし、緊急発進したラース・コッホ空軍少佐は、独断でこの旅客機を撃墜する。
乗客164名の命を奪って、7万人の観客の命を守った彼は英雄なのか、犯罪者なのか。裁判は民間人が評決に参加する参審裁判に委ねられる。検察官による論告、弁護士による最終弁論を経て、判決は一般の参審員(観客)が決めることとなる。観客の評決によって、無罪と有罪の二通りの結末を持つ衝撃の法廷劇。

公式HPより引用



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*iPhone6s

謎の変奏曲でもらったチラシ束の中に入っていて、「観たい!絶対これ観たい!」と思っていた楽しみだった公演。ようやく観て来ました!
私たち観客は「参審員」として舞台に参加します。裁判官、検察官、弁護士がみんな参審員に向かって話しかける。証人が、被告人が質疑に答え、事実を確認して行く。そのやりとりの中で、私はいつの間にか「劇場に舞台作品を観に来た」のでは無く、ガチで「参審員」として法廷に来たんじゃないか?という錯覚に陥る。

1幕が100分。ここでは証人・被告人・被害者遺族の話を聞いて終わる。休憩を挟んで2幕は40分。検察官の論告と弁護士の最終弁論が20分ずつ。その後評議のため10分。ここで観客は、被告が有罪か無罪かを投票する。そして、判決で15分。裁判官が判決理由を述べる15分。この15分が2通りあるのでしょう。ちなみに、私が観た日は「無罪」でした。私は有罪に投票。(と言っても、有罪50.5、無罪49.5くらいの気持ちでしたが)

人の命は天秤にかけられるのか?

問われていたのはこの1点のみ。
コッホ少佐は天秤にかけ、そして7万人の命を選び、164人の命を犠牲にした。
証人ラウターバッハはコッホ少佐に撃墜を命じはしなかったけど、期待はした。
検察官はコッホ少佐の決断に理解を示しながらも、状況によって天秤にかけても許される場合と許されない場合があること、何人の命とだったら天秤にかけても良いのか?などを問題にした。揺るがなく私たちが拠り所とするものが必要である、それは法律なのだ、と。法律が認めていない以上コッホ少佐の行動は違法なのだ、と。彼は英雄ではない、犯罪者だと望んだ。
弁護士は確かに法律は認めてはいなくても個人の責任まで言及していない、と。勇気ある行動をとったコッホ少佐の行動は罪ではない、と。そして「今は戦時下だ」とも言い、「戦争に多少の犠牲はつきものだ」とも・・・。

被害者参加人のマイザー夫人の発言で涙腺決壊した。きつい。164人の遺族からすれば、確かに7万人は救われただろう、でもなぜ私の大事な人が死なねばならなかったのか・・・と一生納得なんてできないだろう。靴のエピソードがきつくて、ひたすら涙が出た。

あと、印象的だったのはコッホ少佐は「自分の行動は正しかった。もう1度同じ状況になっても同じことをやる」と強くためらうこともなく言い切ったのに、検察官に「ではその飛行機に自分の妻と子供が乗っていても、同じことが言えますか?」と問われた時に、「何を言っても嘘になる」からと答えられなかったこと。コッホ少佐はとても誠実な人なんだろうね。「はい」と言い切れなかったことがより現実味あるシーンだった。

検察官の論告を聞いて、やはり罪は罪なんじゃないだろうか?と思い有罪に気持ちが傾いた。でも、弁護士の、「2001年の9月11日、あの日どこにいたかを覚えてる人は多いだろう」と言った時に「ああそうだ、はっきりと覚えている」と思い出した。テロの悲劇を考えた時に、最小限の被害で済むなら、そしてそれを罪として罰してしまうと2度と誰もこんな決断はしないだろう、という考えが頭をよぎる。コッホ少佐の「自爆テロをするつもりの犯人にハイジャックされた時点で164人の死は避けられないものだった」という意味の言葉も、「7万人を救うために無辜の164人を犠牲にしてはいけない、となったら、テロリストは必ず無辜の人間を使う」という言葉も、弁護士の最終弁論と併せて考えると無罪な気もしてしまう。

評議の時間、ギリギリまで「無罪?有罪?」と決められなくてわからなく、でもやっぱり法律で定められていない以上今回は有罪なんでは・・・と思い有罪にしたら結構な差がついて無罪だった。舞台なのに、あんなにハラハラしながら判決待つとか、非常に貴重な体験。

赤い紙が評議用紙。これをそれぞれのBOXに投票します。
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*iPhone6s

無罪に投票しても、有罪に投票しても、そしてどっちの判決が出ても「本当にそれは正しいんだろうか?」と思わされる作品でした。正解なんて無いんだろう、という結論に達しましたが、本当に色々考えさせられました。
原作のフェルディナント・フォン・シーラッハは刑事専門弁護士だったそうですね。
そして世界各国で上演されているこの作品ですが、興味深いのは「日本だけ有罪率が高い」ということかと・・・。投票差は僅差であっても、結果として無罪判決になる公演が多い。でも日本は有罪公演が多い、というのは興味深いです。(実際今回の公演でも、まだ無罪は1/21時点で初日と私が行った日の2公演だけです)
テロという驚異に対し、どれだけ身近なものか?というところも影響しそうな気がしますね。そういう意味では、もしかしたら「コッホ少佐が有罪になる」ことが多い日本はまだまだ平和、とも言えるのかもしれません。

ちなみにテロリストはやはりムスリムでした。あーやっぱりそうなんだろうなーって思ったシーンでもありました。

たかが芝居。観客として、芝居の1演出として無罪有罪への一票を投じる。そこに何の責任もない。私が投じた一票でコッホ少佐の人生には何も影響はない。そうわかっていても、それでも気楽には投じることができなかった一票。
これが実際の生身の人生に影響する選択を求められたとしたら?と考えると、私にはきつい。裁判員には選ばれたくないなーとしみじみと感じた帰り道でした。

「感謝をもって参審員の義務を解きます」
裁判官のその発言にホッとし、「これにて閉廷」のラストでキュッと身が引き締まる思いを感じながら帰りました。
BGMもなく、ライティングでの演出もなく、終始客席は明るく、喋ることを許されたシーン以外はただずっと座っている芝居。演じる方も本当に大変だろうなー、すごいなぁと思いました。

非常に貴重な体験をしてきました。素晴らしい作品だと思います。また観たいなぁ。
ストレートプレイ | Comments(0)
2018/01/16.Tue

宝塚歌劇団雪組「ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ ロベスピエール〜」「『SUPER VOYAGER!』 -希望の海へ-」

観劇日:2018/1/16(火)
劇場:東京宝塚劇場
満足度:☆☆☆☆☆


千秋楽ライブビューイング観た感想はコチラ

18世紀末、フランス。立ち上がった市民達によって達成され、現代を生きる人々の生活の礎ともなったフランス革命。宝塚歌劇においてもこれまで度々物語の題材として取り上げられてきたこの革命の中心人物の一人であり、理想に燃え、そして自らもまたその炎に焼かれた革命家マクシミリアン・ロベスピエール。
1791年9月14日。革命が始まって以来の宿願であった憲法が、ルイ16世によってついに承認される。国民議会議員として一大事業を為したロベスピエール達はパリ市民の歓呼の声に迎えられる。しかし憲法の承認は混迷する革命の、まだ序章に過ぎないものであった・・・
志を一つに共に立ち上がった仲間達との絆、運命的なロマンス・・・その青春を賭し、理想に燃えた青年が革命の頂点へと邁進する姿を通し、彼が掲げた「自由・平等・博愛」に込められた思いを紐解き、人類の歩むべき路を問いかける歴史ミュージカルです。

公式HPより引用




*iPhone6s

初めて望海風斗さんを観たのは「ルパン三世」。「わー何か歌うまい人がいるー」という印象。次に観たのは「るろうに剣心」。「わーすごい歌うまい人がいるー」とキャホキャホしてたら、ルパン三世で歌が上手いと言っていた人だと教えられた。次に前トップさんサヨナラ公演でもやっぱり「歌上手いー」とキャホキャホしてたので、私にとって「望海風斗=歌うま」として揺るがない絶対の安心感がありました。
その人のトップお披露目公演。演目はロベスピエール。それ自体は「ふーん」程度なんですが、楽曲が全部フランク・ワイルドホーン。うん、すごい気合い。これは絶対観るぞー!!ということで何とかGETできたチケットを持って劇場へ・・・。

陥落(ノ´∀`*)

歌上手いとかそんなもう上手いんだけどうますぎて美声すぎてもう何あれ理性ぶっちぎれるっていうかトップ娘さんも歌うますぎてワイルドホーンの歌かっこよすぎて耳が幸せすぎて理性ぶっちぎれたままでもう一体あれどうしたら
落ち着け、私。
ゼーゼー。
しみじみと痛感したのは、望海風斗さんの声が好きだ。半端なく好きな声をしている、ということ。あと前から思ってはいたけど、演技もすっごく上手。トップ娘役さんも歌うまなだけじゃ無くて演技もうまいので、トップお披露目公演のくせにやけに熟練した技を見せられているような安心感。
ワイルドホーンの楽曲は「さすが」の一言。何から何までカッコ良くて、あーやっぱりこの人すごいなーと思わされました。

演技・歌・楽曲が素晴らしかったけど、それだけじゃ無くて脚本と演出もすごく良かったと思います。宝塚オリジナルなのに。
ロベスピエールというと「ジャコバン派」「恐怖政治」のキーワードくらいの記憶しかありませんが、その人を非常に魅力的に描いていたと思います。宝塚でいえばグラパンに良いように弄ばれる男、の印象が強い。
でも「1789」では夢と希望に溢れた好青年だったし、この「ひかるふる路」はその「1789」の後日談として観れるため、「あああ、あの仲良かった3人がぁぁぁ」とか「あの印刷所のおっさんが!!!」とかついつい思ってしまう。球戯場で手をパンパン叩いて革命を誓った3人が、こんな悲しい結末を迎えるなんて・・・とそれだけできついものがありました。
1幕物のため駆け足気味なのは否めませんが、(「殺してやる・・・!」と復讐を誓ったヒロインが、マクシムと目が合ったら恋に落ちてた、とかね)「ま、いっか(*´∀`)」と思わされる力は持っていた作品でした。
お披露目公演なのにこんな血生臭く、最後に主人公が処刑される作品を選ぶとは・・・と思うし、裸の王様ならぬ祭り上げられたマクシムの格好がとにかく「滑稽」で、そう思わせる演出をするところがすごいと思いました。全然カッコ良くない。
それだけ望海風斗さんに対する信頼感かなー?と思いました。

サン=ジュスト怖くて良かったですね。狂信的っぷりが最後まで揺るがなく、彼に出会わなかったらマクシムはどうなってたんだろう?と思わないでもないです。最後は「サン=ジュストが望むロベスピエール」でしかなかったよね。

ヒロインはマリー=アンヌなのですが・・・。あえて言いたい。
ヒロインはダントンだと思うのヽ(´ー`)ノ
ヒロインって言うから違うってなるんでしょうが、主人公のマクシムと対になった1番の重要人物は間違いなくダントン。
明るく豪快なダントン良かったですね。殺されるその瞬間まで、マクシムを恨んでは無く、何とかしてマクシムを解放してあげたがってたのが良かったです。

最後のシーンもとても素敵でした。断頭台に向かうマクシムと、自由になるマリー=アンヌ。生と死。向かう先は別々で、方向も違うのに、「光さす方向」であることは同じ、と言うのが憎い演出だと思います。ギロチンは描かず「赤い光に黒のシルエット」でずっと死を表して来たのに、マクシムの最後だけは明るい光だった。あの作品のマクシムは、確かに死ぬことでようやく「作られたロベスピエール」では無く「ただのマクシム」として自由になれるのかもしれませんね。

面白かったなぁ。って言うか、感想長いなぁw すみません。

さて、ショーです。まーショーはいいやw 面白かったし大好きなショーです。ララランド?ってシーンも見ていてとにかく楽しかったです。
でもこれだけは大きな声で言いたいです。

アンダルシアに憧れてのあのカッコ良さは何だヽ(`Д´)ノ
あんな変な格好してるのに。最後の「必ず行くからそこで待ってろよ」と変調してるところがカッコ良すぎてツボ。
あ、あとですね。途中で金髪ボブの女性と踊るシーンで、肩からずり落ちてたストールを肩にかけ直してから手を乗せるシーンでですね。キュンとしました。

キュンって( ゚Д゚)

綺麗ー!かわいいー!とかかっこいいとか足長いー!とか散々いろんな感想を持って来ましたが、「キュン」としたのは初めてです。そんな自分にビックリです。本気でビックリです。

公演観ながら「Blu-ray買わなくちゃ」と思ったのは久々です。発売日が今から待ち遠しい。今後もいろんな公演で歌声聞くの楽しみ。追いかけたいです(ノ´∀`*) わーいわーい
宝塚歌劇団 | Comments(0)
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